貯金できない人が貯金する方法とコツ!まずは生活防衛資金6ヶ月分!

貯金しなくちゃいけないのはわかっているけどうまく貯金できない
貯金したいんだけど、お給料日前になるとお金が残らない
節約を心掛けているんだけど中々貯まらない
平均貯金額を見ると不安になる


僕はこんな悩みや不安を毎日抱えていました。



貯金が無いことに不安は感じるんだけど具体的になにをしていけば良いのかがわからなかったんです。

当たり前なんですけど悩んでいても急に明日からお金が貯まるなんてことはあり得ないんですよね。


けど何もしなければ一生このまま・・・ヤバい・・


と思いFPと同時にお金の勉強をしたこともあり、今ではそれほど無理をすることなく貯金が出来るようになっています。




しかし漠然と貯金しようと思っても目標がないと続きにくいと思います。

そこで1つの目安として生活防衛資金6ヶ月分貯めるのがいいんじゃないかと。
お給料の〇ヶ月分というより、最低限生活できるだけの資金を6ヵ月分貯めるってことですね。

会社員や自営業で違いはあると思いますが、半年生活できるくらいの資金があれば心にも余裕がでるし、焦ってなにか決断してしまうことも防げると思います。




そこで今回は、僕が生活防衛資金を6ヵ月分貯めた、貯金できない人が貯金する方法と貯金のコツをお伝えしたいと思います。

貯金できない人が貯金する方法

ここから僕が貯金するために行った具体的な方法をお伝えしますが、前提として心が貧しくなってしまう過度の貯蓄方法は避けるべきだと思っています。

もちろん未来も大事ですが、今も大事ですよね。
貯金にばかり一生懸命になって、毎日がつまらなくなったり、いつもピリピリしたりでは精神も安定しません。

なので、バランスを考えつつ読んでいただければと思います。

1ヶ月の支出を把握

僕はまず、何をするにも現状を把握してから実行することを心掛けています。

自分がどのくらいのレベルだかわからないと、どこから手を付けていいかわからないからですね。
今回の場合だと、何にいくら使っているのかを把握するってことです。


お金が貯まらないといっている人に「じゃあ何に使っているんですか?」と聞くと意外と答えられない人が多いんですよね。

自分が何にお金を使っているのかがわからなければ、当然どこで節約できるのかもわからないわけですからお金を貯めるのが難しくなってきます。



今は便利な家計簿アプリとかたくさんありますが、メモ帳に洗い出すだけでも全然違ってきますよ。
ちなみに僕はちょっとしたメモなどはGoogleKeepに書き込むことが多いです。



具体的には固定費と変動費を分けてとりあえず1ヶ月分の支出を細かく書き出してみるのがおすすめです。

いきなり「領収書などをすべて集めて1年分」とかやるとハードル高すぎて挫折してしまう可能性がありますから。



1ヶ月分でも把握できれば固定費なども大体わかってきて行動につながります。
というのは貯金をするうえでは固定費の見直しがとても大切で、支出が把握できたらまずは固定費を削減していきます。

固定費を削減

いろんなところで言われていますが、固定費を見直すことで大きい金額を浮かすことができ、一度手続きをしてしまえばほったらかしで節約できます。

とは言っても・・・
って思いました?

僕も以前は「そんなことくらいわかってる。けど中々できない」ってタイプだったんです。

確かに固定費の見直しは手続きが面倒くさかったり、調べたりするのも大変ですよね。

でも最初を乗り切れば変動費を節約して貯金をするより効果も大きいし簡単です。

たとえば変動費を節約するとなると、
電気はこまめに消そう
どこのスーパーが安いのか?
どこのホームセンターが安いのか?
などを日々考えなくてはなりませんよね。

もちろんこういった節約も大切ですが、労力の割に効果が薄いし、気持ちが寂しくなってしまう節約だとストレスも溜まってしまうかもしれません。

なのでまずは効果が大きくて、その後のストレスが無く、継続して節約できる固定費から見直すことをおすすめします。



固定費といっても色々ありますよね。
そこで代表的なものをいくつかあげてみたいと思います。

家賃を引っ越しや交渉で安くできないか?

・住宅ローンの見直しで返済額は軽くならないか?

・保険の見直しで安くならないか?

・携帯、スマホの料金は安くならないか?

・車は必要か?

・クレジットカードの無駄な年会費を払っていないか?

など色々ありますが、個人的には、住宅ローン、保険、スマホ、この辺りは改善の余地がある人が多いのではないかと思います。

住宅ローン

住宅ローンは長い期間返済するため金利や家計に大きく影響します。

基本的には金利は下がり続けているので昔に住宅ローンを組んだ方は固定費を抑えることができるかもしれません。

こちらで金利の無料診断ができるのでよかったら確認してみてください。
モゲチェックプラザ

保険

保険も多くの人が掛け過ぎている傾向にあります。

まずは公的保険の内容を理解して、それでは足りない部分を補うかたちで加入するようにしましょう。


保険の見直しも効果的ではありますが、保険会社のいいなりでは損をしてしまうことも少なくありません。
よく言われるのが「転換」ですね。
転換はお客さんが損をするケースがほとんどなので注意してください。

スマホ

次にスマホの料金です。
3大キャリアを使っている方は格安シムにすることでほとんどの場合安くなります。

解約金の発生する場合などもありますが、長期で見てお得なのかを考えましょう。

3大キャリアからの変更であれば月額5000円ほどは安くなると思います。

解約金が1万円だったとしても3ヶ月目以降はプラスになりますので検討してみてはいかがでしょうか。

とはいってもケチらない方が良いもの

貯金を増やすにはとにかく節約しよう。みたいなことがよく言われますが、僕は自分の成長を止めるような節約はするべきではないと思っています。

たとえば、スマホがボロボロですぐに情報にアクセスできないのに買い替えないとか、書籍代をケチって購入しない。とかですかね。


お金の使い方として消費・浪費・投資がありますが、これらは投資になるんじゃないかと。
自己投資ですね。



自分の頭の中だけでは考えられないこともたくさんあるわけで、そもそも知らなければ考えることも出来ないし行動することもできません。

そのための書籍やインターネットによる情報は必要だと思います。

消費や浪費に使うお金を増やしてもリターンは少ないですが、自己投資は将来的にみて、とても利回りの良い投資だと思います。

別の口座を作り先取り貯金

こちらも貯金をするうえでよく言われることですが、あまったお金を貯金するのではなく、先に別の口座などに移しておきます。

具体的な方法は色々あり、短期的に貯めるのか、長期的に貯めるのか、老後のために貯めるのか、目的や収入などにより様々です。

いくつか例をあげてみますね。

財形貯蓄

企業が財形貯蓄制度を導入していることが前提になりますが、毎月の給与から一定額を天引きして貯蓄していきます。

積立式定期預金

自分で新たに口座を開設して積み立てていきます。
自分で預け入れるか、普通預金から口座振替をして毎月設定した金額を貯蓄できます。

iDeCo

老後のためのお金を準備する制度です。
基本的には60歳まで引き出すことは出来ませんが、運用益が非課税、掛け金が所得控除の対象、受け取る際に所得控除が適用、といったように税制上の優遇があります。

NISA

投資信託など、金融商品に投資した場合にNISAであれば運用益や配当金にかかる税金が一定額まで非課税となります。

副業で収入を増やす

基本的には「収入-支出=貯金」なわけなので、収入が少なければ貯金も難しくなります。

といっても給料は中々上がらないですよね。

さらに会社員の仕組み上、給与所得を増やしてもそれに比例して税金、保険料なども上がっていき、手元に残るお金を大きく増やすことは難しいです。


どこかに勤めてアルバイトするだけが副業ではありません。
今は自分のスキルを使って稼ぐことができる情報がたくさんあります。

給与所得だけではなく事業所得を増やすことを視野に入れてみてはいかがでしょうか。

節税に目を向ける

先程の「副業で収入を増やす」ことにもつながってくるのですが、所得の種類によって使える控除も違うし税率も変わってきます。


たとえば、会社員として給与所得を増やせば、当然税金も増えます。

対して、会社員+個人事業主だと、給与所得と事業所得の2つになります。
この場合、事業所得で使える控除が増えます。


事業所得があることで収入は増えたんだけど、使える控除も増えたので税金や保険料は変わらない。
といったこともありえるのです。


給与所得だけの人でも、今流行りのイデコやふるさと納税などで節税することもできます。

税金などは複雑なうえに学校でも教えてくれないこともあり、意外と疎かにしがちなんですよね。

まずは自分が使える所得控除は何があるのか調べて見るのもよいかと思います。

 

 

貯金できない人が貯金するコツ

ここからは貯金ができない人が貯金をするためのコツ、考え方、心構えですね。

僕は以下のようなことを意識して行動しています。

年収が上がっても無駄に生活水準をあげない

たとえば、年収が500万円でも年収300万円くらいの生活をするってことですね。
初めから200万円は無いものとして考えます。

多くの人は年収が上がると生活の質をあげていく傾向にあります。
少し家賃をあげてしまったり、車を買い換えたりとかですね。


さきほどもお伝えしましたが固定費はなるべく下げておきたいわけです。

気にしすぎて毎日がつまらなくなってしまう節約はおすすめしませんが、実際のところ多少の固定費の上下では生活の質はそれほど変わらないと思います。


それに1度生活水準を上げると下げることが難しくなります。
宝くじに当たった人が破産してしまうのと似てますね。

よほど意思の強い人であれば制御できるのかもしれませんが、人間そんなに強くありません。
少なくとも僕はそうです。

なので、強制的に貯める環境を作っていくことが大事ですね。

目標の貯金額を人に公表する

家族や友達などに○○の目標を達成するために毎月○○円貯めてるんだ。って感じで人に公表してみます。

誰に公表するかとかどこで公表するかはなんでもいいと思います。
SNSとかでもいいですね。


要は人に公表して自分のモチベーションをあげるってことです。

目標は自分の中にしまっておいても「本気でやってやろう」って気にならないんですよね。



で、実際公表してみると「そんなの無理でしょ」「そんなのうまくいきっこない」もしくは「そんな小さい目標なの?」みたいなドリームキラーがでてくるかもしれません。
頑張って。って言ってるけど内心絶対無理でしょ。みたいな雰囲気出してくる人とか。


僕はそういった人達は完全にスルーです。
もちろん中には応援してくれる人もいますから。

そこで落ち込んでいたら行動できなくなってしまうので、気にせず小さな一歩でいいので行動するようにしています。
これは貯金に限らずですね。


ちょっと精神論みたいですが、このくらいの気持ちで行動すれば絶対結果は残ります。

大きな目標と小さな目標を決める

やはり人間は弱い生き物で、ただ漠然と「貯金しよう」と思っていても中々貯まらないものです。

そこで目標が大切になってくるわけですが、大きな目標と小さな目標を立てるのが重要かなと。


たとえば、マイホームを購入するために3000万円を貯めよう。
と大きな目標を立ててもゴールが果てしなく遠くて達成できる実感がわかないんですよね。

結果、挫折につながります。

逆に1年間で50万円貯めよう。と小さな目標だけだと、とりあえずこれだけ貯まったしちょっと使っちゃおう。
みたいな感じで気が抜けてしまいます。


よく年の初めに今年の目標は~とか上半期の目標は~とかって目標立てる人も多いじゃないですか。
これも同じように思っていて、現状の自分を無視して、漠然と遠い未来の目標を立てても達成しにくいです。


なので、今の自分に少し負荷のかかる小さな目標を立てて、その小さな目標を積み重ねていったことによる大きな目標を立てておくことが大切だと思います。

まとめ

今回、僕も意識している、貯金できない人が貯金する方法と貯金のコツということで

・支出を把握する
・固定費の削減
・先取り貯金
・収入を増やすことを考える
・節税に目を向ける
・生活水準を維持する
・目標を人に公表してみる
・大きな目標と小さな目標を立てる

を紹介してみました。



いろいろお伝えしてきましたが、せっかくここまで読んで頂いたのです。
まずは何かしら行動してみましょう。


いままで何もやっていなかったのであれば、まず1ヶ月の収入と支出を書き出してみて、自分が何にいくら使っているのかを把握することから始めてみてはいかがでしょうか。

こういった少しの行動の積み重ねが自信となり、結果につながってきます。

 

 

 

最後までありがとうございました。

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