FPK研修センターのみなし実務研修に参加してきました!【体験談】

僕は、FP2級⇒AFPを取得して今はCFPに挑戦中です。

CFPも
ライフプランニング・リタイアメントプランニング
リスクと保険
タックスプランニング
相続・事業継承

の4つは半年ほど前に合格して、今は残りの2つを勉強中です。


CFP認定者になるには試験に合格しただけではダメで、3年以上の実務経験が必要ですよね。

すでに経験がある人ならいいですが、僕には3年の実務経験が無かったんです。


実務経験と言っても色々な手段があり、もしかしたら経験として認められるものもあったのかも知れませんが、4つの科目に合格したことに嬉しくなって、勢いで申し込みをした感じです。



よくよく調べてみると実務経験を積む研修期間はいくつかあったのですが、CFPのテキストをFPK研修センターのものを使っていたこともありここに申し込みました。



で、実際のところ楽しみもあったんですが、不安もありました。

調べてみても
なにをするのか?
どんな雰囲気なのか?

と言った情報が少なかったんですよね。



そこで今回はFPK研修センターのみなし実務研修に参加してきた感想などをお伝えしようと思います。

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FPK研修センターのみなし実務研修とは?

ご存知の方もいるかと思いますが、一応どんな研修なのか説明しますね。



さきほどもお伝えしましたがCFP認定者になるには

1・CFP資格審査試験6科目に合格

2・CFPエントリー研修を修了

3・3年以上の実務経験

この3つを満たす必要があります。

3の【3年以上の実務経験】が足りない場合に研修を受ければ実務経験として換算していいよって言う研修です。

1日6時間、土曜日、日曜日の2日間の研修で1年間分の実務経験を取得することができます。


9時半~4時半までの6時間(お昼休憩1時間)だったのですが1時間ごとに10分くらい休憩をはさんでいたので実質6時間は無かったと思います。



みなし実務研修ではAFPやCFPの資格を維持するための継続教育単位も取得できます。

・CFP資格者は12単位

・AFP資格者は7.5単位

を取得することができます。



しかし単位取得目的で参加する人は少ないのかなと思います。

僕が参加したときは16人だったのですがCFP認定者はいなくて、資格審査試験に6科目合格している人か、数科目合格している人で、1人を除いて実務経験を積めない職業の方でした。


やはり目的はCFP認定者になるための実務経験の取得、もしくは3年間の実務経験を短縮したい、といった人達ですね。


たまたまかもしれませんが、単位取得やブラッシュアップ等の目的で参加する人はいませんでした。




開催場所は東京と大阪の2か所で開催しているみたいですが僕は東京の方に参加してきました。

以前は他にもあったらしいんですが、今では2か所みたいです。

みなし実務研修1日目

FPK研修センターのみなし実務研修では全部で7種類あるのですが今回参加したのは【FP相談とライフプラン手法の実践】ってやつで、FPにおける基礎の部分である、FP相談ライフイベント表の作成キャッシュフロー表の作成を学んできました。



まずは定番の自己紹介から始まります。

堅苦しい自己紹介は必要なくて名前と出身と職業くらいの簡単な自己紹介でじゅうぶんでした。
軽く考えておくとスムーズに出来ると思います。


次は「FPとは何か」をテキストで確認しながら学習していきます。
(テキストや資料が結構配られるので普通のノートが入るくらいのカバンは持って行ったほうが良さそうです)


続いてFPの6科目について、FPと専門家の違いについて、ライフイベント表の作成、などをテキストに沿って学習していきます。


で、午後は午前中に学んだことを活かしてFP相談のロールプレイングを行います。

3人グループになってFP役、相談者役、を交互に行いました。

ここではまだ具体的な改善案とかには踏み込まず、お客さんの悩みや今後の目標などの情報を教えてもらう段階ですね。
どのように接すれば他人から個人情報を教えてもらえるのか?
どのように接すれば信頼関係を築けるか?
などコミュニケーションの難しさを体験できるロールプレイングでした。


ロールプレイングとかハードル高いなぁ

とか思っていましたが、
そもそも相談業務をやっている人は今回いなかったので、みんなギクシャクしながらやっていましたし、それほど緊張する必要はないかと思います。


講師対受講生だと受講生同士が絡まないので機械的な研修になりがちですが、ロールプレイングすることで共感できる体験や話ができ、楽しく学べるしモチベーションアップにもつながりますね。

みなし実務研修2日目

2日目はキャッシュフロー表の作成です。

11時くらいまでは1日目に学んだライフイベント表からお客さんの目的に合わせたキャッシュフロー表の作り方をテキストで確認しながら学習します。

その後11時~15時くらいまで個々でキャッシュフロー表を作っていきます。


基本的には紙の資料が配られて手書きで作成していくのですが、パソコンでキャッシュフロー表をダウンロードして作成することも可能だったのでパソコンを持参してくる人も何人かいました。

補足
ちなみに僕が住んでいるところは超田舎です。
移動手段は基本車で、電車なんてめったに乗りません。

そんな慣れていない電車に乗っていく上に長旅なのでパソコンは持っていきませんでした。
しかしパソコンを使って作ったほうが圧倒的に楽なので持参できる方は是非持って行ってください。


貯蓄残高がどんどんマイナスになっていく家計の資料とキャッシュフロー表が配られるので、これを相談者の相談内容や希望を考慮しながら改善していきます。

僕の場合キャッシュフロー表をすべて埋めていくのは時間的にも難しかったので、対策案をいくつか出して、その対策案を実行していけば
「年間○○円削減できて、将来○○円の黒字になります。」
って感じで作りました。


やることはAFP認定研修の提案書作成と同じ感じですが、忘れている部分が多く良い復習になったと思います。



ちなみに2日目のお昼休憩は「各自適当に取ってください」という感じでした。

僕は近くの大〇屋で済ませたのですが多くの人は持ってきていたみたいですね。

歩いて行ける距離に飲食店やコーヒーショップもあるので無理して持って行かなくてもよさそうです。



3時過ぎはグループになって意見を交換します。
グループごとに対策案をまとめて最後にグループの代表者が発表します。

同じ家計の対策をするのでどのグループも似たような対策になってましたが、意外と改善された数字は違うんだなぁと感じました。


なかには「趣味に○○円使いたい」と言っているお客さんに無理やり我慢してもらうという強引な改善もありましたね。

まぁ提案書なので「これが正解!」ということは無いと思います。



自分が全く考えていなかった改善案が出たときには

なるほど!こういった視点もあるんだぁ!

と考えさせられる面白い研修でした。



最後に簡単なアンケートを書いて終了です。

まとめ

今回参加したのはFPの基礎ということで全体像の話が多かった気がします。


具体的な細かい計算や資格試験で学ぶ知識なども大切ですが
「カウンセリング能力」
「ヒヤリング能力」
「顧客との付き合い方」
の大切さが実感できる研修でした。


みんな目標にむかって研修を受けに来ているので、前向きな姿勢で取り組んでいるのがとても印象的でした。

また、講師の人もとても感じが良く、休憩時間に雑談とかしてましたね。

もしよかったら覗いてみてください。
FPK研修センター実践FP講座(みなし実務研修)

 

 

 

最後までありがとうございました。

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